湿度計は家に必要なもの

もし、家が人のように生きているであれば。

この日本で暮らすために必要不可欠なアイテムはなにか?

と聞けば、「湿度計でしょ!」と誰もが(どの家も)言うでしょう(笑)。

日本は多湿な国ですからね。

湿度が60%以上になってくると、家は「ひーひー」言ってます(笑)。

湿気は家の天敵だからですね。

湿度60%からカビが発生しますし、湿度80%以上で木材に潜む「腐朽菌」が活性化します。

腐朽菌?と、多くの人が知らないことですが、基本的に「木材が腐る」とは、カビやシロアリよりもこの木材に含まれる成分を餌に菌が増殖して腐ってしまうことのほうが圧倒的に一般的です。

そして、日本は一年の半分以上が湿度60%以上であることも意識している人は少ない。

夏になれば、夜の湿度が90%なんて、ざらにありますからね。

このように日本という国は、家にとってとても恐ろしい国な訳です(笑)。

さらに追い討ちとして、高気密高断熱住宅が出てきましたね。

ひと昔前では、全部屋の窓を開けて換気をしていましたが、今では24時間換気に頼るだけです。

そして、残念なことにその24時間換気は人が窒息しない程度の基準です。

そんな訳で、湿気から家を本気で守りたいのであれば、

全部屋24時間エアコン除湿するか?調湿機能がある内装材を選ぶか?

の2択でしょうか。

先々のことを見据えて内装材を検討してみるのも一つの手段だと思います。

というお話しでした。

「桐床を使いたい」そう考えている人にお伝えしたいこと。

桐床をご検討いただきありがとうございます。

最近、お客様ご自身で床材を指定していただき家づくりをはじめられる機会を多くいただくことがあります。

しかし、桐の特性上、キズが付きやすい側面があります。

そのため、桐のこのデメリットの部分しか認識のない建築会社が、施工後のトラブル回避のため、打ち合わせ時に他のフローリングを勧めてくるというケースが発生しております。そのことにつきましては桐の特性上の問題もありますので、桐から得られるメリット・デメリットをしっかり比較、ご検討いただきご判断をお願いいたします。しかし「利益率の問題で他のフローリングに変更を勧める建築会社がある」とご相談をいただく事例がありました。その場合はもちろん決裁権はお客様ご自身にあります。もし、そのようなケースでお困りなことがありましたら、ご連絡ください。弊社にて対応いたします。

また、このようなトラブルが起こる大きな原因として、桐に対する建築会社の知識不足の問題があげられます。ご心配な方は打ち合わせ前に弊社までご相談ください。対処方法、または事前に指定の建築会社様へ取り扱い方法などを弊社からお伝えすることも可能です。お気軽にご連絡ください。

築18年、桐の家WEB見学
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